この記事にはプロモーション(広告)を含みます。内容は総務省・国税庁・自治体の公式情報と各サービスの公式サイトをもとに編集部がまとめたもので、広告の有無で内容は変えていません。情報は2026年11月2日に確認したものです。
- 年の区切りは「支払いが終わった日」2026年12月31日までに入金(決済)が終わった寄附が2026年分。申し込みだけでは足りません。
- ワンストップ特例は2027年1月10日必着寄附先ごとに申請します。郵送なら年明けすぐでは間に合わないことも。
- 上限額は少なめに見積もる源泉徴収票が届くのは原則翌年1月31日まで。12月は給与明細などから見積もります。
- 支払い方法と配送に締め切りがある振込やコンビニ払いは早めに締め切られることがあります。返礼品の届く時期も確認を。
ふるさと納税は「年末にまとめて」という人が多い制度です。ただ、12月の終わりに慌てて寄附すると、思っていた年の分にならない、申請が間に合わないといったことが起こりえます。
この記事では、12月に寄附するときの注意を何を・いつまでに・誰がの形で整理します。ふるさと納税のしくみから知りたい人は、先にふるさと納税のやり方を読んでみてください。
12月の予定表:何を・いつまでに・誰が
| いつまで | 何を | 誰が |
|---|---|---|
| 12月上旬 | 今年の収入から上限額を見積もる | 自分 |
| 自治体の締め切りまで | 銀行振込・郵便振替・納付書などで払う寄附の申し込みと入金 | 自分(締め切りは自治体が決める) |
| 2026年12月31日 | 寄附の支払いを終える(2026年分の区切り) | 自分 |
| 寄附のあと | 受領証明書・ワンストップ特例の申請書を送る | 寄附先の自治体 |
| 2027年1月10日(必着) | ワンストップ特例の申請書を届ける | 自分(届け先は寄附先の自治体) |
| 2027年2月16日〜3月15日 | 確定申告をする人は申告する | 自分(提出先は税務署) |
※出典:山梨県「年末年始のふるさと納税について」(令和8年分)、総務省「ふるさと納税の流れ」、国税庁 確定申告特集(2026年11月2日確認)。自治体ごとの締め切りは寄附先の案内で確認してください。
注意1:年の区切りは12月31日までの「入金」
その年の控除の対象になるのは、その年の1月1日から12月31日までの寄附です。ここでいう「寄附した日」は、申し込んだ日ではなく、入金(支払い)が終わった日です。
山梨県の令和8年分の案内では、12月31日までに入金が完了したものが本年分で、12月31日の翌0時以降に入金が完了した場合は翌年の寄附になると説明されています。
| 支払い方法 | 「寄附した日」の考え方 |
|---|---|
| クレジットカード・スマホ決済 | サイトで決済が完了した日 |
| 銀行振込・コンビニ決済・Pay-easy | 入金の手続きが完了した日。年末は金融機関が休みになる |
| 自治体の納付書 | 納付書の郵送に時間がかかる(山梨県の例では約2週間)。12月中に金融機関で支払う |
※出典:山梨県「年末年始のふるさと納税について」(2026年11月2日確認)。扱いは自治体やサイトによって違うことがあります。
山梨県の案内でも、12月31日はアクセスが集中し、申し込みや決済ができない場合があるとされています。最終日に寄附しないのがいちばんの対策です。
注意2:ワンストップ特例の申請は2027年1月10日必着
確定申告がいらない会社員などで、寄附先が5団体以内なら、ワンストップ特例が使えます。申請書は寄附した翌年の1月10日までに、寄附先の自治体に届ける必要があります。令和8年(2026年)に寄附した分は、令和9年(2027年)1月10日が期限です。
- 申請書は自治体ごとに出します。12月に3つの自治体に寄附したら、3通必要です。
- 多くの自治体が「必着」としています。2027年1月10日は日曜日です。年末年始は郵便も時間がかかるので、早めに送りましょう。
- マイナンバーカードを使ったオンライン申請に対応している自治体なら、郵送の日数を気にしなくてすみます。
- 申請のあとに住所や氏名が変わったら、1月10日までに変更の届け出をします。
1月10日までに申請書が届かなかったときは、確定申告をすれば控除を受けられます。医療費控除などで確定申告をする人は、ワンストップ特例は使われないので、ふるさと納税の分もすべて確定申告に入れます。
※出典:山梨県「年末年始のふるさと納税について」、総務省「ふるさと納税の流れ」、国税庁 確定申告の手引き(2026年11月2日確認)
注意3:上限額は源泉徴収票の前に見積もる
ふるさと納税の上限額は、その年(2026年)の所得で決まります。正確な所得がわかる源泉徴収票は、会社から原則として翌年1月31日までに渡されます。12月の時点では、まだ手元にない人がほとんどです。
そのため、12月に寄附するときは見積もりで上限額を考えることになります。
- 今年の給与の合計を見込む1月から11月の給与明細と、12月の給与・冬のボーナスの見込みを足します。
- 去年の数字とくらべる去年の源泉徴収票や、2026年度の住民税の決定通知書(前年の所得がもと)を見て、収入が大きく変わっていないか確かめます。
- 今年だけの控除を思い出す住宅ローン控除の1年目、医療費控除などを受ける年は、上限が下がることがあります。
- 少し余裕をもたせて決める上限をこえた分は控除されず、自己負担がふえます。ぎりぎりを狙わないのが安全です。
上限額の計算式やくわしい考え方はふるさと納税のやり方で、給与明細の見方は給与明細の見方で説明しています。総務省も、具体的な上限額はお住まいの市区町村の住民税の担当に問い合わせるよう案内しています。
※出典:国税庁 タックスアンサー No.7411、総務省「税金の控除について」(2026年11月2日確認)
注意4:支払い方法と配送の締め切り
支払い方法
銀行振込や郵便振替、自治体の納付書で払う場合は、金融機関の年末の営業日に合わせて、自治体が12月31日より前に締め切りを設けていることがあります。年末に寄附するなら、決済がすぐに終わるクレジットカードやスマホ決済を選ぶと安心です。
返礼品の配送
12月は寄附が集中するため、返礼品の発送が遅れることがあります。
- 発送時期(「〇月ごろ発送」など)が書かれているか確認する
- 冷凍・冷蔵の品は、受け取れる日時と冷凍庫のあきを考えておく
- 年末年始に家を空けるなら、届く時期をずらせる品を選ぶ
なお、受領証明書やワンストップ特例の申請書は、返礼品とは別に自治体から届きます。届く時期も自治体によって違います。
au PAY ふるさと納税で年末に寄附する
au PAY ふるさと納税(KDDIコマースフォワード株式会社)は、クレジットカードのほか、au PAY カード、au PAY 残高、auかんたん決済で支払えます。Pontaポイントを寄附に使うこともできます。
- 「オンラインワンストップ申請」に対応した自治体の返礼品だけを絞り込める
- マイページの寄附履歴で、どこにいくら寄附したかを確認できる
- キャンペーンには対象の支払い方法などの条件がある。寄附が対象か、公式の案内で確認する
※2026年11月2日にau PAY ふるさと納税 公式サイトで確認。年末の受付の締め切り時刻は公式サイトで確認してください。
サイトの選び方はふるさと納税サイトの選び方でまとめています。
よくある質問
12月31日の夜にクレジットカードで寄附したら、今年の分になりますか?
12月に振り込みの手続きをしましたが、入金は1月になりました。
ワンストップ特例の申請書がまだ届きません。
上限額をこえて寄附してしまいました。
まとめ
- 2026年分になるのは、12月31日までに入金(決済)が終わった寄附
- ワンストップ特例の申請書は2027年1月10日必着。自治体ごとに出す
- 源泉徴収票の前なので、上限額は給与明細などから少なめに見積もる
- 振込などは締め切りが早いことがある。最終日は避けて、配送の時期も確認
ふるさと納税のほかにも、年末に済ませたい手続きがあります。年末までにやっておきたいお金の手続きチェックリストもあわせて確認してください。
出典・参考にした情報
- 総務省 ふるさと納税ポータルサイト「ふるさと納税の流れ」「税金の控除について」
- 山梨県「年末年始のふるさと納税について」(令和8年分)
- 国税庁 タックスアンサー No.7411「給与所得の源泉徴収票」の提出範囲と提出枚数等
- 国税庁 確定申告特集、確定申告の手引き
- au PAY ふるさと納税 公式サイト(ご利用ガイド)
- いずれも2026年11月2日確認
【ご注意】一般的な説明で、個別の税務相談ではありません。寄附の受付・支払いの締め切りは自治体やサイトによって違い、変わることがあります。上限額や控除の額は収入・家族の状況・ほかの控除で変わります。くわしくは寄附先の自治体、お住まいの市区町村、税務署にお問い合わせください。

