確定申告ソフトの比較|やよい・マネーフォワード・freeeの料金とできること、選び方

確定申告ソフトの比較|やよい・マネーフォワード・freeeの料金とできること、選び方

この記事にはプロモーション(広告)を含みます。内容は各サービスの公式サイトと国税庁の情報をもとに編集部がまとめたもので、広告の有無で評価は変えていません。情報は2026年11月2日に確認したものです。

先に結論:選ぶときの3つの分かれ道
  • 白色申告で、なるべくお金をかけたくない「やよいの白色申告 オンライン」のフリープランは0円で、e-Taxでの提出までできます。電話などのサポートはありません。
  • 青色申告をする3社とも青色に対応しています。いちばん安いプランは、年払いでおよそ年1万〜1.2万円(税抜)です。やよいは初年度0円のキャンペーンがあります(条件あり)。
  • 消費税の申告もする・電話で聞きたいマネーフォワードとfreeeは、消費税の申告や電話サポートが上のプランだけになります。プランの中身を見て選びましょう。

確定申告ソフト(クラウド会計ソフト)は、取引を入力したり銀行の明細を取り込んだりすると、帳簿と申告書を作ってくれるサービスです。有名なのは、弥生(やよい)・マネーフォワード・freeeの3つです。

どれも「確定申告ができる」点は同じです。ちがうのは、料金・プランの分け方・サポートです。この記事では、3社の公式サイトに載っている料金とできることを並べて、選び方を整理します。そもそも申告が必要かどうかは、副業の税金の基本で先に確認してください。

まず決めること:白色か青色か

ソフトを選ぶ前に、自分が白色申告か青色申告かを決めておくと迷いません。

  • 白色申告:届け出はいりません。帳簿は簡単な形でよく、日々の合計金額をまとめて書くことも認められています(国税庁 No.2080)。
  • 青色申告:事業所得・不動産所得・山林所得がある人が、税務署に「青色申告承認申請書」を出して行います。複式簿記で記帳すると、最高65万円の控除を受けられます(国税庁 No.2070、No.2072)。

会社員の副業で、所得が「雑所得」になる人は青色申告ができません。青色申告の条件や手続きは、青色申告のやり方でくわしくまとめています。

3社の料金を比べる

個人向けのプランと料金です。金額はすべて税抜で、公式サイトの表示のとおりに書いています。

ソフト・プラン料金(税抜)主なちがい
やよいの白色申告 オンライン
フリープラン
0円(ずっと無料)機能はほかのプランと同じ。サポートはWebのFAQのみ
やよいの白色申告 オンライン
ベーシックプラン
初年度0円(キャンペーン)、2年目から年11,500円電話(契約期間中10回まで)・メール・チャットで操作の質問ができる
やよいの白色申告 オンライン
トータルプラン
初年度年10,500円(半額)、2年目から年21,000円ベーシックに加えて、仕訳・経理・確定申告の相談ができる
やよいの青色申告 オンライン
セルフプラン
初年度0円(キャンペーン)、2年目から年11,800円サポートはWebのFAQなど
やよいの青色申告 オンライン
ベーシックプラン
初年度0円(キャンペーン)、2年目から年22,800円電話(契約期間中10回まで)・メール・チャットで操作の質問ができる
やよいの青色申告 オンライン
トータルプラン
初年度年19,800円(半額)、2年目から年39,600円ベーシックに加えて、仕訳・経理・確定申告の相談ができる
マネーフォワード クラウド確定申告
パーソナルミニ
年払い10,800円(月900円)、月払い1,280円青色・白色の申告書と電子申告。消費税の申告はできない
マネーフォワード クラウド確定申告
パーソナル
年払い15,360円(月1,280円)、月払い1,680円ミニの機能に加えて、消費税の申告(インボイス制度対応)
マネーフォワード クラウド確定申告
パーソナルプラス
年払いのみ35,760円(月2,980円)パーソナルの機能に加えて、電話サポート(操作方法)
freee会計
スターター
年払い11,760円(月980円)、月払い1,780円確定申告書の作成と電子申告。消費税の申告はできない
freee会計
スタンダード
年払い23,760円(月1,980円)、月払い2,980円スターターの機能に加えて、消費税の申告
freee会計
プレミアム
年払いのみ39,800円(月3,316円)スタンダードの機能に加えて、電話サポート

※出典:弥生「やよいの白色申告 オンライン 料金」「やよいの青色申告 オンライン 料金」、マネーフォワード クラウド確定申告「料金プラン」、freee「個人事業主向け料金プラン」(2026年11月2日確認)。freeeはアプリから契約すると料金が異なります。料金は変わることがあるので、申し込みの画面で確認してください。

マネーフォワードは2026年12月1日に料金が変わります

マネーフォワードの案内によると、2026年12月1日から個人向けの料金が改定されます。パーソナルミニの月払いは1,280円→1,680円(年払い10,800円は変わらず)、パーソナルは月払い1,680円→2,880円・年払い15,360円→22,560円、パーソナルプラスは年払い35,760円→38,160円です(いずれも税抜)。すでに契約している人は、12月1日以後の更新から新しい料金になります。

※出典:マネーフォワード クラウド サポートサイト「料金改定のお知らせ」(2026年11月2日確認)

やよいの「初年度0円」の条件

弥生の初年度無償キャンペーンは、2027年3月15日までの申し込み分が対象です。主な条件は次のとおりです。

  • 有料のプラン(白色はベーシック、青色はセルフかベーシック)を申し込む
  • 自動更新の支払い方法を、口座振替かクレジットカードで登録する
  • 1事業者につき1回だけ。一度解約して申し込み直した場合は対象外
  • 白色と青色のどちらかでキャンペーンを使った人は、もう一方では使えない

自動更新なので、2年目から料金がかかります。続けない場合は、契約が終わる月の前の月の末日までに解約の手続きをします。キャンペーンは予告なく変わったり終わったりすることがあります。

※出典:弥生 公式サイトの料金ページ(2026年11月2日確認)

できることのちがい

3社とも、帳簿づけから申告書の作成、e-Taxでの提出までできます。

項目やよいマネーフォワードfreee
白色・青色白色用・青色用で商品が別1つで両方1つで両方
消費税の申告公式サイトで確認してくださいパーソナル以上スタンダード以上
電話で質問ベーシック以上(10回まで)パーソナルプラスのみプレミアム以上
無料で試す白色はフリープラン。青色は最大2か月のお試し(申告・決算の機能はのぞく)1か月の無料トライアル(1事業者1回。有料プランへ自動では移らない)30日間の無料お試し(メールアドレスで登録)

※出典:各社公式サイト(2026年11月2日確認)

3つのソフトの特長

やよいの白色申告 オンライン/やよいの青色申告 オンライン

弥生のクラウド版の確定申告ソフトです。どのプランでも使える機能は同じで、プランのちがいはサポートの内容だけです。白色申告ならフリープランが0円で、申告書の作成とe-Taxまでできます。

青色申告用にはフリープランがなく、かわりに初年度0円のキャンペーン(条件あり)があります。

マネーフォワード クラウド確定申告

1つのサービスで、青色・白色の申告書を作れます。いちばん安いパーソナルミニでも、銀行やクレジットカードの明細の自動取り込みと電子申告ができます。消費税の申告が必要な人は、パーソナル以上を選びます。無料トライアルは1か月で、カードを登録しないかぎり有料プランに移りません。

freee会計

銀行やカードの明細を取り込んで帳簿をつけ、確定申告書まで作れます。消費税の申告はスタンダードから、電話サポートはプレミアムからです。30日間の無料お試しがあります。Web版とアプリ版で料金がちがう点に注意しましょう。

あなたに合うのはどれ?選び方の目安

こんな人候補
副業の所得が雑所得で、取引も少ないソフトを使わず、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」で足りることが多い
白色申告で、費用をかけたくないやよいの白色申告 オンライン(フリープラン)
青色申告を始める。まずは安くやよいの青色申告 オンライン(セルフ・初年度0円は条件あり)、マネーフォワード(パーソナルミニ)、freee(スターター)
インボイスの登録をして、消費税の申告もあるマネーフォワード(パーソナル以上)、freee(スタンダード以上)。やよいは公式サイトで対応を確認
操作に不安があり、電話で聞きたいやよい(ベーシック以上)、マネーフォワード(パーソナルプラス)、freee(プレミアム)

迷ったら、無料で試せる期間に数件の取引を入力してみましょう。画面の見やすさは、使ってみないとわかりません。

インボイスの登録が必要かどうかは、副業とインボイス制度で整理しています。

無料で試してから決める手順

  1. 無料のプランやお試しで登録するやよいの白色はフリープラン、マネーフォワードは1か月、freeeは30日間試せます。
  2. 実際の取引を入力してみる銀行口座やカードをつなぎ、明細が取り込めるかを見ます。
  3. 更新の条件を確かめて申し込む年払いか月払いか、2年目の料金はいくらかを確認します。

令和9年分から青色申告特別控除が変わる

令和8年度税制改正で、令和9年分以後の青色申告特別控除が見直されます。国税庁の資料によると、複式簿記で記帳しても書面で申告すると控除は10万円になり、e-Taxで申告すると65万円、さらに優良な電子帳簿の保存などをすると75万円です。

令和8年分(2027年に申告する分)は、これまでどおりの65万円・55万円・10万円です。3社ともe-Taxでの提出に対応しています。

※出典:国税庁「青色申告の手引き」(令和8年5月1日現在の法令等)、No.2072 青色申告特別控除(2026年11月2日確認)

良い点と気になる点

ソフトを使う良い点
  • 銀行やカードの明細を取り込めるので、入力の手間がへる
  • 複式簿記の帳簿や決算書を自動で作ってくれる
  • そのままe-Taxで提出できる
気になる点
  • 青色申告では年1万円前後からの費用がかかる
  • 自動更新なので、やめるときは解約の手続きが必要
  • 電話で聞けるのは上のプランだけのことが多い

よくある質問

無料のソフトだけで確定申告できますか?
できます。国税庁の「確定申告書等作成コーナー」は無料で、e-Taxでの提出までできます。白色申告なら、やよいの白色申告 オンラインのフリープランも0円です。スマホでの申告の手順もあわせてご覧ください。
年払いと月払いはどちらがいいですか?
1年続けるなら年払いのほうが安くなります。申告の時期だけ使いたい人は月払いも選べますが、マネーフォワードは2026年12月1日から月払いの料金が上がります。
会社員の副業でも使えますか?
使えます。給与の源泉徴収票の内容と、副業の収入・経費を入力して申告書を作れます。ただし、雑所得の人は青色申告ができないので、青色用のプランを選ぶ必要はありません。

まとめ

白色で費用をかけたくないなら、やよいの白色申告 オンラインのフリープランか、国税庁の作成コーナーで十分です。青色申告や消費税の申告があるなら、必要な機能が入ったプランを選び、無料の期間に一度入力してから決めましょう。

出典・参考にした情報

  • 弥生「やよいの白色申告 オンライン 料金」「やよいの青色申告 オンライン 料金」
  • マネーフォワード クラウド確定申告「料金プラン」、サポートサイト「料金改定のお知らせ」(2026年12月1日適用)
  • freee「個人事業主向け料金プラン」
  • 国税庁 タックスアンサー No.2070 青色申告制度、No.2072 青色申告特別控除、No.2080 白色申告者の記帳・帳簿等保存制度
  • 国税庁「青色申告の手引き」(令和8年5月1日現在の法令等)
  • いずれも2026年11月2日確認

【ご注意】料金・プランの内容・キャンペーンの条件は、各社の都合で予告なく変わることがあります。申し込む前に、必ず各社の公式サイトで最新の情報を確認してください。税金のあつかいは一般的な説明で、個別の税務相談ではありません。ご自身のケースは税務署や税理士に相談してください。