住宅を買う前のお金の相談|無料のFP相談でできることと住宅ローン減税の基本

住宅を買う前のお金の相談|無料のFP相談でできることと住宅ローン減税の基本

この記事にはプロモーション(広告)を含みます。内容は国土交通省・各サービスの公式サイトの情報をもとに編集部がまとめたもので、広告の有無で評価は変えていません。情報は2026年10月30日に確認したものです。

先に結論:家を買う前に決めておきたいこと
  • 「借りられる額」より「返せる額」で考える銀行の審査に通る額と、生活を続けながら無理なく返せる額は別です。教育費や老後資金も入れて考えます。
  • 住宅ローン減税の条件を確認する2026年1月〜2030年12月の入居分が対象です。住宅の省エネ性能や床面積で、使えるかどうかと控除の額が変わります。
  • 買ったあとの保険も見直す住宅ローンで団体信用生命保険に入ると、今の生命保険と保障が重なることがあります。

家を買うときは、物件選びと同じくらい「お金の計画」が大切です。住宅ローンは返済が30年以上になることも多く、その間に子どもの進学や働き方の変化があります。

この記事では、家を買う前に考えておきたいお金のこと、住宅ローン減税の基本、そして無料のFP相談で聞けることを整理します。相談サービスの比べ方は保険・お金の無料相談サービスの比較でまとめています。

住宅を買う前に、何を相談すればいい?

おもに「いくらの家なら無理がないか」「住宅ローンの組み方」「買ったあとの保険と家計」の3つです。物件の価格だけでなく、これから先の大きな支出とあわせて考えるのがポイントです。

テーマ考えること
予算頭金をいくら入れるか、手元にいくら残すか、毎月の返済額の上限
住宅ローン借入期間、固定金利と変動金利、夫婦の借り方(単独・ペアローンなど)
税金住宅ローン減税が使えるか、入居の時期
保険団体信用生命保険と今の生命保険の重なり、火災保険・地震保険
将来の支出教育資金、車の買い替え、家のメンテナンス、老後資金

いくらまでなら無理なく返せる?

決まった正解はありませんが、今の家賃や貯金のペースを基準に、毎月の返済額を決めると考えやすくなります。審査で借りられる額いっぱいに借りると、ほかの支出にしわ寄せがくることがあります。

考えるときの順番

  1. 今の家計を確認する手取りの月収、毎月の支出、毎月の貯金額を出します。
  2. 住まいにかけられる額を決める住宅ローンの返済に、固定資産税・管理費・修繕積立金(マンション)も足して考えます。
  3. 手元に残すお金を決める頭金を入れすぎず、生活防衛資金は別に残します。
  4. 将来の支出を入れて確かめる子どもの進学や老後までの流れで、返済が続けられるかを見ます。
注意

変動金利で借りると、金利が上がったときに返済額が増えることがあります。金利が上がった場合の返済額も、相談のときに計算してもらいましょう。

物件の価格のほかに、どんなお金がかかる?

家を買うときは、物件の価格のほかに諸費用がかかります。住宅ローンに含められない費用もあるため、現金で用意しておく額を先に確認しておきましょう。

費用内容
税金印紙税、登録免許税、不動産取得税など
ローンの手数料事務手数料、保証料など(金融機関によって違う)
登記の費用司法書士に手続きを頼む報酬
保険料火災保険・地震保険
仲介手数料不動産会社を通して買う場合
引っ越し・家具引っ越し代、カーテン・家電など

買ったあとも、固定資産税、マンションなら管理費・修繕積立金、一戸建てなら修繕の費用が毎年かかります。毎月の返済額だけでなく、こうした費用も入れて「住まいにかかるお金」を考えます。

夫婦で借りるときに考えること

  • 1人で借りるか、2人で借りるか(ペアローン・収入合算など)
  • どちらかが働き方を変えたとき(出産・転職など)も返済が続けられるか
  • 住宅ローン減税は、借りた人それぞれの条件で使えるか

出産を予定している場合は、出産前後のお金もあわせて考えておくと安心です。

住宅ローン減税はどう変わった?

住宅ローン減税(住宅ローン控除)は、令和8年度の改正で適用期限が5年延長され、2026年1月1日〜2030年12月31日に入居した人が対象になりました(国土交通省「住宅ローン減税」)。

おもな改正点内容
適用期限5年延長(2030年12月31日入居分まで)
床面積新築・既存ともに40㎡以上に緩和。合計所得金額1,000万円超の人や、子育て世帯等の上乗せを使う人は50㎡以上
省エネ性能の高い既存住宅借入限度額の引き上げ、子育て世帯・若者夫婦世帯の上乗せ、控除期間を13年に拡充
省エネ基準適合住宅(新築)令和10年(2028年)以降に建築確認を受けたものは原則対象外(登記簿上の建築日が令和10年6月30日までなら対象)
災害の危険が高い区域令和10年以降に入居する新築住宅で、災害レッドゾーン内にあるものは対象外

※出典:国土交通省「住宅ローン減税」(2026年10月30日確認)。借入限度額は住宅の性能や世帯によって細かく分かれているため、国土交通省のページで確認してください。

はじめの年は確定申告が必要で、2年目以降は会社員なら年末調整で控除を受けられます。申告のしかたは確定申告のやり方(スマホとe-Tax)、年末調整は年末調整とはで説明しています。

家を買ったら、保険はどう見直す?

住宅ローンを組むと、多くの場合団体信用生命保険(団信)に入ります。返済中に亡くなったり、所定の状態になったりしたときに、ローンの残りが保険で返済されるしくみです。

  • 生命保険との重なり:団信で住居費の不安が減るぶん、今の生命保険の死亡保障を減らせる場合があります。
  • 火災保険・地震保険:建物の構造や場所によって保険料が変わります。補償の範囲を確認して選びます。
  • 夫婦で借りる場合:どちらの名義で団信に入るかで、もしものときの残り方が変わります。

どこまで減らしてよいかは家族の状況しだいなので、相談のときに一緒に確認するのがおすすめです。団信にはがんなどの保障がつくタイプもあり、医療保険と重なることもあるため、契約の前に内容を比べておきましょう。

無料のFP相談でできることは?

家計全体を見たうえで、予算・住宅ローン・保険をまとめて相談できます。物件を決める前に一度相談しておくと、予算を決めやすくなります。

サービス住宅に関する相談相談の方法
ガーデン住宅ローン、家計、老後資金など、お金全体訪問・喫茶店・オンライン(PC・タブレット)
ほけんNaviせつやくん住宅、保険の見直し、ライフプラン、教育資金訪問・電話・オンライン

※各サービスの公式サイトで確認(2026年10月30日)。どちらも相談は無料と案内していますが、相談の中で保険をすすめられることがあります。

相談で聞いておきたいこと

  • 今の家計で、毎月いくらまでなら返済できますか?
  • 金利が上がった場合、返済額はどのくらい増えますか?
  • 住宅ローン減税は、いつ・いくらくらい使えそうですか?
  • 団信に入ったら、今の生命保険はどうするのがよいですか?
  • 教育費や老後資金をふくめて、家計は続けられますか?

よくある質問

物件が決まっていなくても相談できますか?
できます。むしろ物件を決める前に予算を決めておくと、探す範囲をしぼりやすくなります。
住宅ローン減税は、いつ申請しますか?
入居した年の分を、翌年の確定申告で申告します。会社員は2年目以降、年末調整で控除を受けられます。
中古住宅でも住宅ローン減税は使えますか?
条件を満たせば使えます。令和8年度の改正で、省エネ性能の高い既存住宅は借入限度額の引き上げや控除期間の13年への延長が行われました。
頭金はいくら入れればいいですか?
決まった額はありません。頭金を多く入れると借入額は減りますが、手元のお金が少なくなります。生活防衛資金と諸費用を残したうえで決めましょう。
FPに相談すると、住宅ローンを紹介されますか?
サービスによって違います。紹介される場合も、金利や条件をほかの金融機関と比べてから決めましょう。

まとめ

  • 予算は「借りられる額」ではなく「返せる額」で決める
  • 住宅ローン減税は2026〜2030年入居分が対象。住宅の性能と床面積で条件が変わる
  • 団信に入ったら、今の生命保険との重なりを見直す
  • 物件を決める前に、家計全体で相談しておくと安心

老後までのお金の流れは、老後資金はいくら必要?でも整理しています。

出典・参考にした情報

  • 国土交通省「住宅ローン減税」
  • ガーデン、ほけんNaviせつやくん 各サービスの公式サイト
  • いずれも2026年10月30日確認

【ご注意】この記事は一般的な説明で、個別の税務・住宅ローンの相談ではありません。住宅ローン減税の条件は、入居時期・住宅の性能・所得などで変わります。くわしくは国土交通省・国税庁の情報や、税務署・金融機関に確認してください。